morisankunの日記

アラサー。

しぐれういとメゾピアノの不協和音

これは流石に私もイヤだったので事情はどうあれ中止という結果には納得だしそもそも企画出した人は誰であれ今後現実の子供向け企画しないでほしいとすら思う。

ナルミヤブランドは私も愛用していたが結構今回のが堪えた。

コラボ自体の件もそうだが、中止の文言もブランドを今後使いたいと思えない書き方だった。

自主的には二度と買わないだろうな…とオタク人種の私ですら思うレベル。

アツギの騒動を思い出した人がいたが、あれと同じ路線の失敗に見える。

 

ざっくりかいつまむと

 

しぐれうい、という成人女性が9歳という設定でVtuberをしていて代表曲は女児がロリコンを成敗するwというテーマの通称「ロリ神」である。

この曲についてはポップで軽快なダンスアニメーションのMVが楽しめるので元々ニコ厨であった私も嫌いではないというかかなり懐かしさを覚える。

 

ロリ神、お兄ちゃんどいて以下略~を彷彿とするノリで、ハッキリ言って今の時代に日の元にさらけ出せは燃えるでしかないが、これが15年前のニコ動であれば割と笑って許されるものであった。

妹萌え(今はモエという単語すらないが)ロリ萌え(ロリからの冷遇はご褒美ですというところまでワンセットのいわゆるツンデレ)は当時のオタクにとっては平凡なジャンルであった。勿論大半のオタクにとっては「ネタとして」である。

「ただ美少女キャラクターが好き」という意味とほぼ同義語だった時代がある。

思うにしぐれうい本人あるいは制作陣は、私と同世代だと思う(30よりは上)

 

しかし時代は変わった。

 

本質的にはこの曲、いやロリコンを成敗する女児というのは

ロリコン界隈の文脈にしか存在しないキャラクターである。

ロリコン作品のバリエーションの中には「富裕層の子で、世間知らずで、鉄壁で守られて生きてきたがゆえに怖いもの知らずで調子に乗っている女児をボコボコにする(書いてて気持ち悪いが要するにメゾピアノの本来の利用者層の富裕層女児をわざと挑発してからボコボコにする妄想である)」というジャンルがある。

そしてそれを逆手に「本来であれば金持ちのガキが舐めた口きいて、貧乏おじさんにボコボコにされてどっちが生き物として上か”わからせ”られるジャンルであるが、たまたま出て来た強い女児がそのままおじさんをボコボコにするジャンル」という二回転半したようなジャンルがしぐれういの作品神ロリの系譜である。

しぐれういが切り開いたわけではなく、ずっと昔からアングラに存在しているプロレスジャンルだ。曲中に頻出する助かる、ざぁこなどもネットミームのそれである。

ここまで見てもうわかったと思うが、絶対にメゾピアノとコラボしてはいけない背景を持ったコンテンツである。

そんなこと考えてないよ!そこまで知らないよ!そんなこと考えてるなんて変態!と思った人もいるだろうが、実際ちょっとオタク歴が長い者であれば一回は見たことがある程度にメジャーなジャンルなので、知らないまま採用したのであれば企画者が無知すぎるし検索が下手すぎる。しぐれういの事を知らなくても、検索して出てくる一発目が神ロリなら元オタクのかーちゃんほど「こりゃいかん」となる(免疫がない非オタのメゾピ愛好者の女性は動画で普通にドン引きするとは思うのでどっちみち駄目である)

 

視聴者が本物のロリコンか、ネタでロリコンを主張しているのか、はこの際問題ではなく女児が現実問題として不審者の危険にさらされやすく痛ましい事件が今も毎日どこかで起きている。そういう現実を一切無視してネット上で女児と変質者の掛け合いの偶像をネタに茶化して群がる成人…それは演じる方も、よく知らずに持て囃す方もかなり無神経かつグロイ存在で、ハッキリとアングラである。

 

イエスロリータ、ノータッチ

これは大昔のインターネットで随分とオモチャにされてきたそっち系雑誌のスローガンだがノータッチは物理的なタッチに留まらない。絶対に越えてはいけない一線があるのだ。

 

今回しぐれういの騒動はその一線を越えてしまった。

本来ロリータごっこ遊びをするのであれば絶対に越えてはいけないファンタジーの線を越えさせた企画者が一番の問題であり、メゾピアノ側のファンの人間である自分ですら炎上しているしぐれういだけに全責任があるとは思わない。

だからこそナルミヤブランドへの信頼失墜に嘆く顧客が多い。

 

しぐれうい側からしたら、コラボ企画が持ち上がった段階で「多少きわどくともメゾピアノに相応しいと判断されたんだな」と認識してもおかしくはない(当然相手はロリ神が代表曲だと知って声をかけているだろうし)

 

何ならこのコラボ自体、楽曲発表3周年に合わせて行われている節があるので

企画者は十中八九”ロリ神の”ファンだろう。

 

今回直接的な中止の理由は脅迫だ。批判が集中したが脅迫までいく人は見かけなかったのでどこでそんな騒ぎが起きてるんだと検索したところ好き嫌いドットコムに書き込まれていたとされるものが一番過激だった。

しかしどうにもあの掲示板には以前からしぐれういに粘着しているアンチがいたようで

今回はアンチがメゾピアノ炎上に乗っかる形で、ポップアップストアの現場という動線を特定しやすい場所で(最上あい事件のような)本人との接触リスクを危険視して中止に至ったように見える。

これも考え不足の企画側にため息しか出ない。

仮面で煽るVtuberにはアンチや過激なファンが付き物で、彼女たちを迎えるなら(ポップアップに本人が来る予定だったかどうかは不明だが、一般的にコラボした際は本人も一度は足を運ぶだろうから、張り付いていれば会えなくはないだろう)それ相応に大きなイベント等で警備がしっかりしている場所でなければいけない。

女児向け服のコラボブースなんて言う、無防備な場所に彼女を紐づけたらそりゃ変質者も簡単に入り込めてしまう。

アンチに粘着されているしぐれういは気の毒であるがそれ以上に空気化されている女児客の安全管理に口がふさがらない。一番無防備なのは現実の女児客であるのに。

 

それゆえにメゾピアノから担降りするファンの声も後を絶たない。

そもそもメゾピアノなんてVtuberとかオタクサブカルお下劣をとことん嫌いそうな富裕層ママやお婆ちゃんが大事なお嬢ちゃまのために買うブランドで、ちょっとお金に余裕が出来たOLお姉さんが姪や友人の子に選ぶプレゼント枠でもある。

サブカルが好きな(好きだった)元平成女児も顧客層の中にいるにはいるだろうが

ユニクロ×ジャンプコラボのように、特に何も考えずにオタ活やノリで買って着せたい服では(価格的にも)ない。というかジャンプとコラボした方がまだ子供向けブランドという意味では正統派である。

 

大人は走ったり滑り台で遊んだり転んだりハイハイしないので、服本来の性能差に無頓着になる。が、子供は違う。女の子でも公園が好きだし、水遊びが大好きだ。子供なのだから。彼女たちに薄いペラペラの服を着せたらどうなるか。

水辺には明らかに子持ちではないおじさんがカメラを持ってめぼしい女児が来るまで待機している時もある。

言うまでもなくホンモノのロリコンである。

ロリコンネタではしゃいでいる人の中には、そういう本物と同列視されるのは不本意だという人は多いと思うが「女児をガチで守りたい人」から見たらそんなことはどうでも良いのだ。

どちらも女児をオモチャにしようとしている存在という意味では一律好ましくない。

ナルミヤブランドは高いが強い。ハイハイしまくっても膝が破れないし生地にオムツの線や模様が浮いて出て来なかったり、濡れても透けない。頻繁に着せても生地が毛羽立たず優秀な服である。

すぐにサイズアウトする子供のためにでも、高めのお金を出して親は安心と品(しなでもあり、ひんでもあり)を買っている。

メゾピアノは私たちが子供の頃から百貨店で取り扱っているお嬢様の服だった。

庶民の娘は発表会やおさがりとしてしかお目見えしない”ハレ”の服だ。

(昔はミニモニの影響で同じナルミヤブランドだとエンジェルブルーの方がまだ身近だったかも)とまあ、ナルミヤブランドの服は全盛期のミニモニちゃんのような国民的アイドルの服でもあった。

 

私たち平成のオタクが若かったころ、ロリはファンタジーであり、単なる美少女物として馴染んでいた。

いや今も秋葉原なんかはそうだろう。

海外の知人を秋葉原に連れていくと眉をしかめる。今回の騒動は海外勢からも厳しめの意見が飛んできていた(そりゃそう)

令和に入って、流石に平成のあのピンクピンクしたノリを堂々と表で茶化すのはもうだめだよな、と大半の大人は分かっているが、茹でガエルのように感覚を失ったままのオタクもいるだろう。

ロリコン、ロリ界隈は”ケ”である。

しぐれういとメゾピアノコラボはハレとケのハレーションが強すぎる。

しぐれういはロリ賛同者じゃないというファンの声も見たが、メゾピアノとコラボしたばかりにしぐれういがフェミ婆からいじめられたと恨み、メゾピアノのコラボに反対意見を持つ保護者のアカウントに突撃しているファンも普通に見受けられる状態である。これではメゾピアノを現実の娘に着せることも当然危険視する。なんせブランド側からは「色々言われたし脅迫とかあったのでやめます」くらいの、反対する人の中にヤバい奴がいるという解釈で巻き取られていて娘にメゾピアノを着せる保護者や当事者の安全配慮がゼロ。

 

キャンセルカルチャー!と叫んでいた人もいたが、これはそこに混ぜたら「負ける」話なので混ぜない方が良いと思う。負けるから話すなとは何事かという人もいるだろうが、普通にこの話題でキャンセルカルチャーの方に持って行くのは無理が過ぎる。

 

銀魂のあとがきの具志堅用高の話を思い出す。

好きだからと言って、好きな物の話をどこでもしてしまい、キモがられてしまうことはオタクがやりがちなミスである。

好きな物の良さを相手に分かって欲しい時こそ、慎重に行かなければいけない。

 

今回の発案者はおそらくメゾピアノではなく、しぐれういが好きだった人だろう。

もしかしたら娘がいて、「女児ブランドに推しコラボさせたら最強じゃね!妻(夫)の目を気にせずオタグッズ大量買いができるぞ☆」くらいの解像度の人だったかもしれない。

 

仮にメゾピアノが好きで、メゾピアノを一番盛り上げてくれるのはロリ神のういちゃんだ!と思い立った人だとしたらあまりにも顧客と現実が見えていない(その可能性を鑑みて客が一足早く降り始めている。このパターンだった場合次もっとヤバい事が起きるからだ)

 

ナルミヤブランドには高いけど買う価値があった。

しかし自ら価値を下げてしまった。

 

子供が出来てから百貨店に行く機会はそれなりに増えた。

親や知人友人との関係性に「ちゃんとした場所で、ちゃんとした服で」という項目が増えるのだ。

独身時代も、それなりにラグジュアリーな場所に出向くことはあったが

大人の服はルミネでもどこでもそれなりのものが手に入る。

男性は適当にスーツを着ててもいいし、女性は薄くてペラペラの安物ワンピースでも何も言われない。

しかし子供用品となると違う。値段が作りにもろに反映して来る。成長が早く着られる期間が短い服だからこそ見て分かるくらいクオリティに差がある。

 

うちにもナルミヤブランドの服は何着かある。ちょっと上品な場所にお出かけだったり、久しぶりな距離感の人に会う時に重宝していた。

 

残念である。

 

 

37歳女オタクの悲哀捏造説

どうやら消されてしまったようだが

37歳独身オタ女子、オタク界隈からさえ落ちこぼれる①

という記事がバズっていた。

どんな内容だったかというと

・元レースクイーンやレイヤーとしても活動していた37歳の女オタクが

・加齢と現実を受け入れられず

・転生なろう小説にしか感情移入出来なくなった

・サムライトルーパーという作品の続編を見て、年をとってもカッコよく生きられなかった自分を嘆いている

 

①、とタイトルにある通り続編もあったが集中力が尽きたのか言いたいことがなくなったのか基本的に内容は繰り返しだった。

で、何でバズってたかというと女が書いた文章じゃないだろ!アラフォーで苦しむ女文学をやりたい男の文章すぎるだろ!というツッコミがバズっていた状態である。

 

さて、私はドンピシャで37歳女オタクさんとは同世代のオタクである。

なのでこの世代に関しては当事者として語れるし、オタクとしてもかなり手広くいろんなジャンルを通って来た自負がある。

 

サムライトルーパー

基本的に37歳の女は知らない作品である。

オタク女子、あらゆるジャンルで年上年下の女友達を作るが、サムライトルーパーにハマったことがある、という人は私が知る限りでは10歳程は上の世代の方である。

勿論上の世代で流行った、という知識としてタイトルくらいは聞いたことのある30代女オタクはいると思うが、内容について語れる人は多くない。

37歳女オタク世代と言えば

ジャンプ…遊戯王、テニプリ、封神、ハンター、ナルト、ワンピ、リボーン、銀魂、D灰、ヒカ碁、鰤…からのハイキュー、ヒロアカ、鬼滅、呪術

ガンダム…種、種死、00、鉄血、水星

アニメ…忍たま、コナン、ヘタリア、ハガレン、ギアス、ファフナー、黒執事、タイバニ、K、No.6、進撃、東リベ、ゲ謎

異世界…まるマ

3次…嵐、エイト、東方神起

ドラマ…相棒、MIU404、おっさんずらぶ、ちぇりまほ

ゲーム…刀剣乱舞、FGO、ツイステ、原神、うたプリ

特撮…電凹

ホビー…レツゴ、イナイレ、遊戯王GX~

女児…セラムン、おジャ魔女、カードキャプター

そして声優と2.5全般。このあたりが比較的王道(だった)ジャンルである。

パッと思いだせただけの羅列が↑なので、○○年代アニメOPまとめ~とか聞きながらだとなんぼでも語れる。基本的にアニメはほとんど見てたので。

 

37歳独身でなろうや転生、聖女系にハマってる友人は勿論いる。

特に本好きの下剋上あたりは抑えてる人は多いし、悪役令嬢の中の人や悪役令嬢おじさんあたりはネットでもバズっていたので自ジャンルと呼べるほどじゃなくても読んだことある人は多いと思う

ただ生きがいという程なろうに傾倒してる人がどれほどいるか…?というと…

なろうにハマってる女オタク、結構な確率でソシャゲにもハマっているので

酒となろうと男と女…みたいな人は、、、いるのかも知れないが少ないとは思う。

 

また今回の震源地であった「元レースクイーン経験まである」タイプの女性オタクに限ると既婚者(バツイチの独身はいる)がほとんどであろうと思われる。

美女だから放っておかれないというよりは、それくらいアクティブに繰り出していけるタイプの人は一回は結婚してしまうのだ。

オタク婚活やら婚活パーティが流行り出した第一世代がこのへん±5世代であり、リーマンショックやら震災やら何やらで不安な学生~社会人若手時代を過ごしていることから、一度は婚活をしてみたことがあるオタクは多い。

単なるレイヤー経験者に絞ればアセクシャルで独身って人もそれなりに含まれてくると思うけど、仕事とは言え軽装で男の前で立つ、レースクイーンをやれるタイプなら、ちょろっと婚活した時にそのまま結婚してたりする。

多分文章を書いた人はレイヤー(個人の趣味なので美醜の担保にならない)だと説得力に乏しいからレースクイーン(美しいことが保証される)を書き添えたんだろうけど、このへんの解像度が大いに突っ込まれる原因になってしまった。

 

37歳オタクは孤独なのか

オタクは相手の年齢を気にしないから何歳でも女同士シスターフッドの輪に入れて~という線から反論している人はいたが、私はこれに関してはちょっと待ってと言いたい。

 

うたプリの美風藍のオタク騒動とか覚えてる人いると思うけど、「○○歳にもなってオタ活しないでほしい!ババアでしゃばるな!」みたいな事言う若い女オタクは普通にいる。どのジャンルにもいる。

そんな言葉他人に向ける方がおかしいよ!とは思うが、それは綺麗ごとでもある。

他人はどうでも良いけど自分自身は「27までにオタク卒業してたい。30でホビ垢はきつい」みたいな感覚で生きてる子は普通にいるし、そういう空気は30超えたオタク側にも普通に伝わってくる。

ネットで黙って推し活、オタ活してれば私生活は見えないから叩かれないだけで、いざ本当に高齢オタクがオフ会に行ったら若い大学生オタクたちから「おかあさん」扱いを受ける。

無自覚だけど当たり前に「年をとった女」としての振る舞いを求められる。

病んだ若い子を励ますだとか。場のまとめ役だとか。

線引きは普通にされるし、それはあって当たり前なんだけども。

私は女オタクが「女同士こそが至上の世界である」とほざくのはあまり好ましく思っていない。

男の代わりに、自分のケアを他の女にさせたいタイプの女がそれを言いがちだと30代後半ともなれば知っているからである。

理解のある彼くんの上位互換として求められる「女」友達。

全てのオタクは現実逃避でオタ活をしているとはいわないが、20代前半の「娘」の気分で止まっている人はそれなりにいるため、

シスターフッドを声高に叫ぶ人の事が一番信用できなかったりする。

普通に年齢が違う友達というのは成立が難しい。

だからこそ、たくさんのジャンルを経て、たくさんの女と出会って、ほんの少し残ったオタク仲間は貴重な存在なのである。

当たり前に女だから、オタクだからと言って他人に受け入れられるべきだという絆の押しつけは良くないと思うのだ。

 

そもそも昔からオタクは私生活を出さない方が望ましいとされている。

ジャンルの事を語るために集まっている趣味の集団なので、私生活について、、

特に彼氏、旦那、子供に関して語る事はタブーに近かった。こと30代のオタクたちが若かった頃に関しては(住所を同人誌に載せまくってたもう少し上の世代に関しては結婚でオタクから足を洗う人が多かったと思われるので、ある程度の年齢を越えたら逆にタブー感は少なかったのかも?)

オタクカーストというエッセイ漫画?が炎上したことを覚えている37歳オタク女子も多かろうが、オタクのカーストは本来は

・原作理解度

・コスプレの完成度

・衣装制作技術

・作画、文章、動画の完成度

・執筆速度

・作品愛

・考察の面白さ

・同人誌の所持数

で測られるべきである(?)が、彼氏が、旦那がどうの、子供がどうの、そんな話をしだすと一般成人女性と何ら変わらないマウント合戦が始まってしまうし、別ベクトルの力関係が生まれてしまう。

結婚してても「家族と一緒に出掛けました」「身内と○○しました」と濁している人が多い。ただでさえオタクには地雷が多いので、それ以上の分断を避けたいからだ。

 

また「オタクに年齢関係ないない!みんな産後返り咲いてくるし!」という

おいおい、産後ってゆーてもうてるがな!!という無自覚に独身37歳を背後から刺す発言のオタク女性も複数見かけた。

そう、実際産後に返り咲いてくる勢はかなり多い。

これシンプルで分かりやすいなーと思うんだけど、結婚出産って気力体力がいるので、体力ある女は子供が落ち着いたらオタ活に戻って来れるんですよ。

 

独身37歳は家と会社の往復でかなり体力が落ちてるから、「ずっと変わらず独身で趣味に時間もお金も使えるぞ」としがみ付いてたにもかかわらず

逆に体力と集中力の低下が原因で新ジャンルにハマれず、オフ会に行く気力がわかず、結果として孤独。という人もそれなりに多いと思います。

 

コロナ以降、というか鬼滅以降諸人こぞりてハマり倒す大ジャンルというのは減ったように思います。だからこそ問題になってた(?)のが腐女子の政治問題と日本三国の炎上ですよね。

BL無罪!腐女子は高尚!自分たちは分かってる側!という自己認識のまま原作者や政治界隈に特攻を決める腐女子の悲劇が騒ぎになりました。

 

私はペンライトデモに関しては迷惑だなーと思った方です。

腐女子は特に、誰かの解釈に乗っかって騒ぐのが好きなのです。

だからこそペンライトでガッツリ他人を巻き込もうとしているさまが、今まで自分たちは壁になりたいから~推したちの間の空気で良いから~といって、他者や他人の作品をオモチャにする場所に逃げ込んで、向き合わなかった、自分達腐女子界隈…自分達の顔面をも明るく照らし、グロすぎて無理でした。

 

そう、本当に37歳独身オタクの悲哀を描くならノリでデモに参加してこれまでのオタク友達と軋轢が発生したり、政治(自ジャンル)妄想で頭いっぱいになり実生活がおぼつかなくなったり、BL無罪、ずっとのんびり腐女子ライフ楽しめると構えてたら炎上続きで萎えて、実生活が虚無になっていく独身腐女子を描くのが割とリアルな気がしますがそうではなく、なろうにハマって泣いてる37歳という題材になったのはいったいなんでなんだろうな。

 

サムライトルーパーの新作のCMだったんだろうか

このブログに釣られてついサムライトルーパーを検索してしまいました。

緑の人が主役みたいな書き方だったけどセンター赤いな…

30代の女オタクのサムライトルーパーの知識というと、その程度です。

もしこの件のオタクの方が本当に37歳女オタクだったとしたら

同世代の同性からもここまで理解されないくらいの外れ値だと思うので

孤独でしょうね、やはり。

 

ちなみに37歳独身女オタク、私の友達たちはそれなりに楽しくオタクを続けています。結婚出産について悩む時期は通り越した人が多いですが、それでも40歳で突然結婚するオタク仲間もいたりするので人生はそれぞれです。

上にも書いたけど鬼滅以降爆裂に流行ってる新ジャンルがないから、細々とジャンルを続けたり移動したり、レイヤーだった子もコスプレは引退状態でドールとかぬいとか、自分以外の物を着飾る方向を主戦場にしたり。

若い頃程ガツガツ活動するのは難しいけど悲哀って程でもなく。

逆に新ジャンルが華やいでないからこそ、旧ジャンルの友達と緩ーく繋がったり、

育児で離脱してた子持ちオタクとも時差ぼけ少なく同じ沼で馴染める面はあるのかも知れない。

遊戯王とマヂラブと青春の日々

昨日は一日何だかボーっとしてしまった。

遊戯王の作者・高橋和希さんが水難事故で亡くなられたというニュースが昼頃に飛び込んできて、それ以降何となく何も手につかないまま一日を過ごしてやっと落ち着いたころ、いつも聞いているマヂラブのラジオで村上さんが結婚を発表した。

 

まず高橋和希さん、ご冥福をお祈りいたします…っていうのもしっくりこない。

まだ信じられない。

アラサーの人間で遊戯王を通らなかった男性は探す方が難しいと思うが、女性である自分も遊戯王は兄弟と一緒に死ぬほどやっていた。

なんなら図画工作の宿題に遊戯王のモンスターを描いたこともある。当時の子供たちにとってポケモンか、ブルーアイズホワイトドラゴンか、みたいなそんなメジャーな存在だった。

ショックだった。

子供の頃純粋に楽しんだ原作漫画、近所の子供たちと一緒に遊んだカード…

遊戯王コンテンツは今もなお続いているので、言うまでもなく私たちが成長する過程全ての時代に遊戯王は存在していた。

高校生、大学生になった頃に最盛期を迎えようとしていたニコニコ動画でもまた遊戯王のネタ動画がめちゃくちゃ流行って、エネミーコントローラーとか…神のカードとか…城之内死すとか…

続編のGXや5dsにハマっていた同人仲間も多くて

正統派ファンとしても、ネタ好きの若者としても、腐女子としても(というのもどうかと思うが腐女子たちもみんな映画を見に行ったりコンテンツに参加をしてはいたので加えておく)

兎に角遊戯王はアラサーのオタクにとって実家みたいな存在で

「俺のターン!」と高らかに宣言すれば、みんながわーっと乗ってこれる、そういう共通言語だった。

遊戯王を通して友達が出来たって言う人は全国、全世界にたくさんいて

もれなく私にも遊戯王繋がりの思い出がたくさんある。

楽しい時間をありがとうございました。

昔一緒に遊戯王で遊んだ近所の子や、放送当時に楽しい会話をしたオタク仲間…

その子たちと私は今はもう繋がっていないけど、

もしかしたら今回の報道を受けて同じように「そう言えば小学生の頃、大学生の頃…あの子と遊戯王で遊んだな」と日本のどこかで私の事も思い出してくれてるかもしれない。

誰かと誰かをつないで、誰かの心に残る素晴らしい仕事、お疲れさまでした。

ものすごいことを既に成し遂げている人だけどまさかの事故という形で亡くなられて、

本人の気持ちは本人にしかわからないけどやはり無念…でしょうね。ご冥福ってこういう時の為にある言葉なんだな…

 

誰かの命が終わって、誰かの新しい生活が始まる。

カズキングは状況的に7日に亡くなったわけでもないんだけども

なんかしんみりしてしまった。

 

村上さんはご結婚おめでとうございますなんだけどお相手に驚いた

こちらもニコニコ動画最盛期を支えた踊り手のいとくとらさん(今でいう人気tiktokerやインスタグラマー相当)と結婚されるとは…

立て続けにニコニコ動画のことを思い出してしまって久々にニコニコ動画にアクセスした。

いとくとらさんの動画の初期のラインナップはどれもこれも見覚えのあるものばかり。

(初期の話ばかりで申し訳ない…アイドル時代はふわっとデビュー当時の様子を覚えてるくらいなんだ…踊り手動画の子らがカラオケ映像になってるーニコ動の勢いすげーなーって中野のカラ鉄で当時友達と話した記憶がある)

ルカルカナイトフィーバー…男女…ハッピーシンセサイザ…

いくらさんのファッション懐かしいなあ~そうそうバルーンスカート流行ったよねw

ニーハイソックスにキャミソール

バブル期の大人っぽいファッションと、今の韓国から流れてきたセクシー系ファッションの間に当たる時代…当時はジャパニーズロリータファッションとでも分別できるような

オタクっぽいというか子供っぽい服をハイティーンもこぞって来てた。

懐かしいなあ

 

まさにこの、いくらさんがニコ動で踊ってた頃に音MADで遊戯王動画が流行ってて…

 

いくらさんの当時のファッションを見ると一気にあの頃に戻されていくのに

今のいくらさんを見ると今を生きてる人だなーって感じでなんだか不思議な気持ちになる。動画のいくらさんは今もずっと18歳で、あの頃のままイキイキと動く。

いやめちゃくちゃ同世代だから、いくらさんが通った道と私が通った道が違っても

同じ時代を歩いてきてて、一緒に年を取ってて

あの頃と同じようなバルーンスカートにニーハイソックスは、私だって履いてないし

今の服は今の服でいくらさんと系統似てて笑ってしまった。マジで同世代

村上さんは美人時計でいくらさんを知ったって言ってて

うわナツカシイとこれまた笑ってしまった。

あったねえ美人時計。今なら怒られるんだろうけど…

 

このブログではよく昔を振り返ってしまうけど

他の誰しもがリアルの現代をしっかり生きてて、懐古厨な私だけ取り残されてるような気すらしてたけど

村上さんが美人時計がーって話をしてて

ああ、みんなの中にもやっぱりちゃんとあの時代はあって

きっとみんなもそれぞれのタイミングで思い返したりとかしてるんだろうなって

少しだけ切なくなった

 

 

 

 

あの日に戻りたい

私は30代で、今現実の人生はそこそこうまくはいっているけど

大勝利!毎日幸せ!バラ色の人生!笑いが止まらない!…ってことはない

 

ふと学生時代に戻りたいと思うことがあるのは、学生時代がもう今の私からは遠いものになりすぎて当時の苦しいことを何も覚えていないからだと思う。

 

学生時代にやってたmixiを開いてみると私は「早く働きたい、卒業したい、こんな場所嫌だ」と言っていたりする。

いつだって私はここにはない夢のような何かを求めていて、

ただ学生時代は「未来はもっと良くなっていく」「未来は変えられる」という不確定な部分に今よりももっとたくさん夢が見られたから、今より気楽で

それゆえにあの頃に戻りたいなと思う。

 

30代から見ての”将来”はあまり楽しみが多くない。

もう転職は考えられないから、ここから数十年同じ経済状況が続くし

それが終わった後は老後の年金も貰えないだろう世代だ。”お先”は割とマジで真っ暗。

 

何にでもなれる、どこにでも行けると思い込めた子供の頃とは違う。

それだけでもう、人生の半分くらいの色は失われている。

 

年齢関係ないよ!やろうと思えば何でもできるよ!という人もいると思うが

私が学生時代にしていたバイト先にいた30代でバックパッカーをしていた女性は

逆にもうその生き方しかできなくなっていた。

バイトで年に半分仕事して、残り半分は海外貧乏旅行に費やしていたアラフォー独身女性。お金がないからと職場の人間で集まってランチするとか飲み会とかにも一切来なくて、転々としてるから友人も恋人もいない。

自分自身半年たったら辞めて海外に行かなきゃ気が済まないんだと。

どこに行きたいわけでもない、どこかに行かなきゃ気が済まない。

彼女は徹底的に職場の人と関わらない選択をしていたけど、

それはつまりその場所を自分の居場所と思いたくなかったんだと思う。

10代20代がゴロゴロいるバイト先でアラフォーの女というポジションにいたくない

大したことない会社で正社員やってる同世代たちから足りない人と思われたくない

どこにも属さないから、そこで勝負をしていないから”負けはない”

そう言う生き方を「選んで」いた。

いま彼女はどうしているんだろう。コロナで海外には渡航できなくなった今。

 

生き方を決めて同じことを繰り返す時期が30代だ。

私ももう生き方は決まってしまっている。

ここから放り投げたところで宇宙飛行士にも総理大臣にもなれない。

私が欲しい自由はこういう種類の自由で、それは多分高校生くらいまでしか見れない夢なんだと思う。

世紀の大金持ちになったZOZOの前澤さんはその絶対越えられないはずの人生のルートをお金の力で壊して、他のルート…宇宙飛行士の夢にも割込みするというモラトリアムを成し遂げた人なわけであるが、それも…「お金持ちが道楽で得た道」であり、

「一つの事に邁進して辿り着いた人生」ではない。

 

子供のように「宇宙に焦れて想像を膨らまし、宇宙飛行士になりたいと願い、宇宙飛行士になる道中で出会う沢山の人や友達恋人、高め合う仲間たちと一緒にしかみられない景色」が欲しい

更に科学が発達して、若返り技術が生まれたとしても

記憶を消して最初からすべて新鮮な世界を楽しむことが出来るのか

出来たとして記憶を消した後の自分はそれはそのことに価値があると気付けるのか?

それなら強くてニューゲームを楽しむのが良いのか、でもそれだと初めての感動は味わえないわけだしなあ…

とくだらないことを考えてしまう。

世界の価値観や化学は進み続けるのかと思ったら

アメリカが中絶を違法とするなど意外なところで後退してみせたり

コロナで世界は誰も予想しなかった方向に進んだりもして、必ずしも未来は良い物になっていくとは言えないんだなと30にして実感してしまった。

 

未来に希望が持てないから、過去に戻りたい。

 

でも過去からやり直したいわけでもない。

私の人生は偶然の出会いの連続で今に至っていて、やり直したくはない。

 

こんな日記を書いたのは友人男性から病気をきっかけに東京を去って地元に戻ることを決めたと連絡が来たからだ。

病気したから働けない。婚活も考えたが病気が原因で低収入だし相手が見つからないので地元に帰ると。

彼が最初に入院した時、私はお見舞いに行った。

会うこと自体久しぶりだったし数分は楽しく会話が出来たんだけど

途中から久しぶりの友人にぶつけるにはあまりにも重たい負の感情をぶつけられ

帰り際に「次は○○持ってこい、次いつ来るかちゃんと言え」などと

それは彼女やお嫁さんに言ったとしてもモラハラアウトじゃない?って感じの言葉をぶつけられたのでそのままFOした。

病気だから、こんなに若くして自分だけ不幸だから、元気に動けている私に対して

「そのくらいやってくれてもいいだろう」と誰でもいいから女に甘えたい気分だったんだろうけど、彼が病気になったことと、単なる友人でしかも疎遠気味だった私が彼に尽くさなければいけない事はリンクしない。

彼は若い頃とてもよくモテていた。学生時代誰より早く彼女が出来たのも彼だった。

20代の頃の彼は夢を追いかけていて、そちらの都合で仕事を転々と辞めていた。

夢を諦めて就職した矢先病気になって、結局また仕事はやめてしまったそうで

彼の中で通算三年以上同じ職場にいたことはないとその時聞いた。

そりゃ婚活では無理だろう。20代のうちに付き合っていた彼女の中の誰かと真剣に続けていれば30になって孤独に震えて誰彼構わず縋りつこうとして、うまくいかずフラストレーションを抱えることもなかったんだろうに

 

10年前の彼は自信と希望に満ち溢れて、多少オラついた言葉もそういうキャラとして許されていた。あの頃の彼は今思えば可愛かった。イキがってる若者そのもので…

彼女にだけDVするモラハラ予備軍の気質は既にあったのかもしれないけど、ただの友人の立場の私にはそれは分からなかった。

だから私の目から見たあの頃の彼は、単にイキってるよくいる若者だった。

 

あの頃はよかったな

 

真実を知れば知るほど、夢って失われていくよな

港区女子という名の現代奴隷

今更ながらねほりんぱほりんの港区女子回を今頃見た。

再放送されたり総集編されたりで定期的に目にする人気テーマ港区女子。

私自身港区には住んだこともないし今後も住む予定はないけど

美容やファッション分野についてネットで調べようとするとどこかのパパ活女子の発信を一つ二つは目にするので存在だけは知っている。

まず第一に

やっぱりサバよんでたか…!と笑ってしまった。

 

ネットにいる港区女子は「24歳」が異様に多い。

次点で「22歳ですけど24歳までには辞めたいでーす」っていう人。

素直に信じるなら今の20代の間ではパパ活が流行っているような気がしてしまうほどの人数がネット上でパパ活女子アカウントを使用しているが、

実年齢30代半までの人間が20代前半気取ってパパ活してたのなら確かに辻褄が合う。

パパ活女子…セーラームーンのアイコン使ったり、アニメ・ワンピースのグッズを持っていたり(呪術や東リベならわかるがワンピのファン層は主に連載当初からついてきている中高年だから、若いのにワンピ?と思っていた)憧れの女が北川景子や石原さとみ、既に引退して久しい堀北真希の話題を出したりしていた時点で

「もしかして…本当は同世代じゃないのか?」とはうっすら思ってた。

 

見た目は加工や整形で誤魔化せても生きて来た時代の文化背景ってなかなか偽れない。

私たちはついつい、自分たちが若い頃に流行ったものの事を今も流行っている、みんなが分かると言うノリで口に出してしまう。

自分が若者だった当時は若い子みんながそのコンテンツを好きだったから、今の若い子も好きで当然と感じちゃう。本物の10歳下と会話をするとジェネレーションギャップを浴びすぎて意気消沈する。おじさん相手なら多少年齢をごまかしたってバレないんだろうけど。

 

まあそんな感じでおおよそ同世代がサバよんで港区女子をやっていたことを開幕早々に知り、答え合わせできた感を得つつ、港区女子のインタビューを見ていった。

 

「付き合っている相手のステータスが自分のステータス」

 

THEクソ女~という感じの発言を恥もせず、他人に何て言われたっていいの!キリッ!と胸を張ってるところがさらに人間的に浅さを感じてつらい。

パパ活女子に限らず”付き合っている相手のステータスが自分のステータス”と思い込んでいる、そういう価値観の女子はいると思う。

中学生の女子を見ると顕著だけど、可愛い女子と友達になりたい、人気者の男子と仲よくしたい。。スクールカースト上位の集団に入っていたい…そうやって必死に陽キャにくっついていくも相手にされないキョロ充はいたるところにいる。

大人になってもそういう人は変わらない。

 

港区女子がどうして港区女子でい続けるのかと言う話を聞いてさらにがっかりした。

例に出されたのが「港区の人はお金でなんでもできる」「人脈が持てる」ということ。

クルーザーで花火見ながらフォアグラ…で感動し、体調が悪い時は医者のパパに相談する…

え、それだけ?それを人脈と呼んでるの…?

ぶっちゃけ今時ネットでググれば医療情報は3秒で手に入るし医療相談窓口だってあちこちにある

優れた医者を見つけるのにはコツや情報がさらに必要になるだろうが

パパ活やってる医者が優れた医者か?というとその保証はない。だって休日に学会で勉強したりせずに遊びまわってる医者でしょ?

 

パパ活女子は職歴がないから、パパ活で食えなくなった時にバイトを紹介してもらえるのも人脈だと言っていた。

が、普通の女子はバイトくらいは自分で探せる…おじさんに媚びなくても。

 

クルーザーで花火見ながら食事も、普通のOLだってできる事だ。

毎週豪遊は出来ないが、自分の金でもたまにならできる。自分の財布を絶対に開きたくない、という人もいるかもしれないが少なくともおじさんとデートなんていう彼女ら曰く「金貰えないならやるわけない」ようなことをしなくても多少の贅沢は可能だ。

 

メリットを語られたあとさらに番組はパパ活のデメリットを取り上げていくのだが

デメリットの内容が、ぶっちゃけカタギのそれではない。彼女らがやっているのはフリーの風俗嬢、さらに言うとフリーの奴隷だ。

排泄物を飲ませようとする、わざとバスローブから性器を出して、それを女の子に直させる、押さえつけて胸をもむなどなど

危険、というレベルじゃなく普通に犯罪の領域に踏み込んでいる。

お金を貰うためにわざわざ被害者になりに行っている状態。

そしてわかった。この子たちは女を売って稼いでるんじゃなくて、バカにされることで稼いでるんだ…って。とんだピエロ。

 

番組を見ていて、

私が新卒で前の会社に入社したばかりの頃に、新卒に社会人の心得を説くためにと食事会に出て来たお偉いさんが新卒女子何人かの顔をちらりと見て

自分の秘書の女性を引き合いに出し「君たちは秘書にはなれないねえ。羨ましいでしょう、こういう美人のこと。」とニヤニヤ笑われた…のを思い出した。

 

秘書をしている年上の美しいお姉さんの事は素直にキレイだと感じたし自分たちは総合職で採用されているからその場に秘書コースに行く人間は一人もいないはず。

何のことを言われているか分からず「すごくお綺麗ですね!素敵です!」と言い、

逆に秘書の方は困った…と言うよりはむしろおじさん役員に対して露骨に嫌そうな空気を出していて、

それを見た役員のおじさんは面白くなさそうに席を離れて行って…

残された新卒女子たちの間に「????」って感じの空気が残ったのを覚えている。

 

今思えばあれは「若い新卒女たちに上玉美女をぶつけて”お前らはこの美女には一生勝てないwざまあみろ(?)”という美女の権力を使って屈辱感を与えることで上位に立とうとする…、というモラハラ?が失敗して不機嫌になり、

日ごろからそういったマウント行為を目撃しているであろう秘書の女性は年下の新卒相手に平然とやる役員のおじさんへの嫌悪感を隠しきれなかった」

というシーンだったんだろうな…とわかる。

その一件以外にも似たようなことは散見された。役員と絡むことなんてあまり多くはないが役員以外のおじさんも新卒女には絡みたがるので、最初の一年目だけでもちらほらとそういう謎のおじさんとのやり取りがあった。

 

今となっては知らない人がいない「モラハラ」という単語。これが役員になるような男性には非常に多いと感じる。そもそも男の山の中でのし上がるんだから他の男を屈服させられる男であることは間違いない。

そしてそういう人が「遊ぶ」とき、何をして快楽を得られるかというと

他人の尊厳を徹底的に踏みにじり、屈服させること…要するに奴隷を持つことでしか楽しめないんだろう。だから素人の女と遊ぶ必要がある。

 

風俗嬢やキャバ嬢は所詮仕事だしうしろには彼女らを管理する男がいる。彼女らに手を出すと最終的には男が出てくるのでそこは避けて(ちなみに風俗で暴れたりする底辺のおじはこの想像すら出来ないから、役員をやってる男の方がよっぽど賢いわけだけどどっちもクズ)

背後に彼女らを守る男がいない、組織に属さず「賢く稼いでいると勘違いしている」港区女子と遊ぶんだろう。そういう女を潰すことこそが最高の娯楽だからだ。

 

港区女子のお酒のシーンの話はまさにそれだった。

港区おじさんは金を払ったから何しても良いと思っている、というよりは、明確に女の子を壊そうとしているように見えた。

排泄物を飲ませようとする、わざとバスローブから性器を出して、それを女の子に直させる、押さえつけて胸をもむとかもモロにそれだけどそこまでやっても風俗で出禁になるような、港区おじさんを出禁にするシステムはない。むしろおじさんの需要が少なくて、金のない港区女子同士で取り合いをしているのが現状だと言う。

「相手を自分に従わせたい」という奴隷遊び。むき出しの攻撃性と暴力衝動で動くヤバめの王様とそれに従う従者の男に囲まれて

ギリギリの奴隷役をやる港区女子。ご褒美はブランド品と、本当に金額見合ってる?というようなギャラ飲みのギャラ。

 

おじさん薬やってるんじゃないか?と思わずにいられないが、やってなかったとしても競争社会の中でおじさんもまたどこか病んでしまったんだろうな。もしくは最初からヤバかったからこそ勝ったのかもしれない。リスクはあるけど成功するためには人と違うことをしないといけないから。

私の周囲でもやはり仕事ができる人間は年々競争の中で性格がきつくなっていくから

自分たちで他人に求め過ぎないように意識的に優しく話をするように姿勢を正したりするものだ。

とめる人がいないまま年齢が上がると暴君っぷりはますます加速する。

 

インスタで人が身に着けている素敵な服やカバンを自分も欲しくなって

ネットで検索するも素敵だなーって思わず目につくようなデザインは大体ブランド品でも期間限定だったり大量生産されているわけじゃなくて

中古で出品されているものしか検索に引っかからない事がある。

そんな中古品の出品者のSNSを追いかけると

「若い頃に水商売をしていて貰ったが派手過ぎるのでもういらない」とか、

「生活が苦しいのでいらない物は処分」みたいなことをつぶやきながら若い頃におじさんからもらったブランド品を売る、元・港区女子のような女性がちらほらいることに気付く。

そしてその人たちのプロフィールがシンママ、軽自動車で自撮り、発達障害の子持ち…という特徴を持つ人が結構多かったりするのも闇の深さを伺える。

AVや水商売に流れる女性は、そもそも彼女ら自身がアスペルガー的な障害を抱えていたり一般企業で働くことが出来ない人も多いと言われる。

発達障害は遺伝するから子供にもやはり同じ症状が見つかり…という貧困のループ

 

港区女子はおそらく、というか確実に自己肯定感が低い。

自分に自信もないだろう。

自力で人生の山を登っても登山口止まりの能力しかないけど

おじさんのヘリコプターを借りれば頂上の景色が見れて

それで自力で5合目、7合目まで登山できる他の女よりも「上だ」と錯覚できる。

 

若さを失っておじさんのヘリコプターから降ろされたら、登山口に逆戻り。

そうなる前に婚活をして自力で8合目にくらいに昇ってきた男の背中に飛び乗る人生を港区女子たちは「キラキラ」「勝ち組」とよんでいるんだろう。

ちなみに8合目は代々木上原に住んでヨガするキラキラママになることらしい。

…そうか?ってかんじだけどあくまで港区女子的にはそうらしい。

 

世田谷とか高級住宅エリアで酸素水とか怪しいスピリチュアルが定期的に流行る理由が分かったよ。

彼女らなんだな…

 

 

同人女アパートを建てたいって

度々ネット上で話題になる…いや、”なっていた”同人女専用アパートを建てる事を主題にした漫画が始まったらしく、オタク仲間たちが感想をこぼしていたので私も読んでみた。

漫画の一話の内容は、主人公が腐女子の夢「同人アパート」を作ろうと立ち上がり、具体的に動き始めるが厳しい現実に直面する…というところまで。

 

…うん、っていうか同人女アパートネタ…最近あまり見なくなったよね?

 

数年前まではTwitter上で

「将来は同人仲間数人で集まって同人アパートに住みたい」

「みんな一緒に修羅場で徹夜したり、推しのライブビューイングを視聴して盛り上がりたい」「同人女老人ホームとか楽しそう!ボケて昔の同人即売会の武勇伝ばっかり話したり、お婆ちゃん同士でカップリングで揉めたりするのw」

と言う同人アパート系のネタが頻繁にバズって盛り上がっていた。

でも、最近あんまり見なくなったなーと感じているのは私だけではなかったみたいで

同人女アパート漫画を読んだオタク仲間たちも一様に…ため息をついていた。

 

「この夢を見られないほどに、私たちはもう老いてしまった」

 

これに尽きる。

この漫画…いや同人女アパート概念を真面目に考えてみての一番の感想はこれである。

ツイッターの高齢化が激しい。

10代でツイッターを始めた私も30代に突入してしまっているが、ツイッターのトレンドワードを見ていると今は40、50代がメインユーザーになっているのかなと感じる。私ですら分からんくらい古いネタで盛り上がっているまさにインターネット老人会。

 

そもそも同人女同士のルームシェア妄想が一番捗るのは20代後半ごろだと思う。

 

20代後半…いわゆる陽キャの同級生は結婚し、子供もでき始めてて

「私たちってもうそういう年齢になったんだなあ」としんみりしつつ

「でも…10代の頃と趣味も環境も変わってないし、今すぐお前も大人になれって言われても…私はまだ大人になりたくないよ(とっくに社会的には大人だとしても)、今をもっと楽しみたい…生活を変えたくない」と不安になり

「結婚したのは結婚願望が強い一部の子だけじゃん?一般的にはまださぁ…30までに目途が立てばって時代じゃない?まだ真剣に考えなくていいよね?」

と自分を多数派と思い込み現実逃避を始める(まあ実際今は20代は独身多数派だから間違ってはいない)

その現実逃避の一環が「同人女だけのアパートで住みたい」妄想だ。

 

自分は今の同人生活が気に入ってる。今の人生で満足してるから変わりたくない。

でも周囲の同人仲間が結婚で脱落していって一人だけ残されるのは耐えられない。

みんなで一緒に今の生活を続けようよ!という、つまるところ孤独に耐えられない女の叫びから生まれた夢。

 

漫画の主人公は前向きに同人アパートを作ろうとは、している。

当事者の感覚としてはシェアハウスの管理人になりたい、みたいな感じかもしれない。

みんなで楽しく、気楽に、昼も夜も他人に気を遣わない、夢のネバーランドを求めて

具体的に動き始めればアラサーの焦燥感、何かしなきゃっていう気持ちが満たされるし、明るい未来に向かって行っているような気持ちになれる。

不動産で上手くいけば不労所得ゲットだし。全部丸く収まる。全部が全部上手くいけば…

 

20代の頃は憧れるんだよね。同人女アパート。

大学生ノリ、モラトリアムの最終形態かもしれない。

でも実際に30歳に突入すると…「わかってしまう」

 

コミュ力が高くて、場の空気を和ませてくれる、グループの中に残って欲しい子。同人女アパートを作ったらぜひ参加してほしいセンスや求心力のある洒落た子…そういう子から結婚してしまうからだ。

 

結婚しない腐女子も勿論いるが、現実として

30代未婚、仕事が激務→漫画やアニメを見る時間が減り創作意欲が落ちる

30代未婚、仕事が非正規で不安定→将来の不安定さに精神を病み、創作意欲が落ちる

 

同人アパートを作りたーい!と騒いでいた時の元気は長続きしない。

晩婚化の今の時代、30はまだまだ結婚ラッシュ中だから

「将来一緒に同人アパートに住もうよ」なんて言ってた友達がサクッと結婚してしまい

あれ、あれれ、、と思っている間に今度は「このジャンルで出す本はこれが最後になります」という呟きが別方向から流れてくる。

ジャンルの旬は短いし、腐女子が描きたい萌えのパターンはそう多くはないので、原作の供給次第では1、2冊描いたらもう描きたいネタもなくなってしまう。

飽きたところで友達と示し合わせて一緒に次の流行ジャンルに飛び乗って、また盛り上がって…を繰り返すのも、やりすぎると周囲から嫌われるし、

年齢が上がって体力が落ちれば普通に新しいものに興味を持ちにくくなり、ジャンル移動も鈍くなる。

20代の頃、同人の流行りジャンルに飛び乗って、儲からなくなったら次のジャンルへとイナゴ…と言う「職業同人作家」生活をしていた多くの腐女子は、30代に突入して自分の絵が古くなったり創作意欲が枯れてしまうと、生活が立ち行かずそのまま実家に帰る。そういう人をたくさん私も見てきた。帰ってしまった後はみな連絡が取れなくなってしまうのでどうしているのかは分からない。

 

自分が30ってことは親は50、60…で、そろそろガチ目に老いが見えて来て

娘として好き勝手やって、困ったら親に泣きついて、サポートして貰って復活したらまた一人で好き勝手一人暮らし…という生活は親が健康なおじさん・おばさんの間は可能だけど、自分がおばさんになり、親がおじいさん・おばあさんになってしまうと…

泣いてもわめいても、昔には戻れない。

親の介護に戻ると言うよりも子供部屋おばさんになりに戻る腐女子の方が多いのかもしれない。なんせ腐女子として生活してきた時間が長ければ長いだけ、社会生活に復帰困難になってしまっているからだ。

 

オタクであり続けることそのものに年齢制限はないとは思うけど

アラサー独身オタク女の憧れる「全員独身のまま、全員オタ活への気力を持ち続けたまま、オタクという人格のみで現実生活を謳歌する」というのはかなり難易度が高い

 

親も老いるけど自分も老いる。

同人女アパートって「老い」たら成立しないんだよね。

 

 

遠藤さくらのピアス事件

全く乃木坂に詳しいわけじゃないが

お気に入りの美少女(美青年)アイドルの「ファン」を数人フォローしている。

ファンをフォローしている理由は、単純に「どこが他とは違うポイントなのか、どこに需要があるのか」が分かりやすいからだ。

美少女や美少年は端的に言うと整っていて、整っているというのは乱暴に言えば無個性にも近いものがある。綺麗なだけの人形と、そうじゃないアイドルの違いを一番わかっているのは彼等のファンだ

美術館で解説音声をレンタルしながら絵を鑑賞するのに近い。

この美少女のどこが他と違い、どのように魅力的なのか。

尊い…しか言わないファンももちろんいるが探せば弁舌に長けた人も各ジャンルに1、2人は必ず発掘できるので、彼等の口からアイドルの魅力を聞くと言うのはなかなかに楽しい。

 

遠藤さくらちゃんという乃木坂メンバーで、ハタチになったばかりの女の子がピアスを開けた。それでファンが炎上していると言うのが目に入った。

令和だぞ?と思いつつツイート群を読んで思ったことを書く。

 

まずピアスをしている女性は街に大量に歩いている。

勿論オタクが追い求めているのは普通の女の子じゃなくて、理想の女の子=アイドルなわけだから、普通の女がピアスを開けているからこそピアスを開けない、普通よりも格が高い(?)理想の女の子でいて欲しいのかもしれない。

だがそこがもう、難しい。その理想…ピアスをしないということは一般的に別に”上”じゃないからだ。

ピアスというのはただのファッションのアイテムで付けた瞬間純潔が失われて女としての価値が下がる呪いの宝具ではない。オタクピアス嫌いおぢ的にはそうかもしれないが

一般的にはそうじゃないので

あくまでより多くの、大衆人気を得たいアイドルサイドとしては、おぢと一緒になってピアスを否定することで得るマニアックなおぢ人気よりも、お洒落さを売りにして女性客も取りに行く方が意義がある。

白石麻衣ちゃんの化粧動画は女性にも人気だ。基本的には男性客に支えられている女性アイドルとは言え一皮むけるにはよりカジュアルな層に支持されて国民的~の座をねらっていく必要がある。

 

そしてピアスを付けている人の実物を冷静に見たら所謂オタク男子が嫌いな不良っぽい人が少ないのは一目瞭然。なんなら綺麗な人だなと思った人が付けていることも多かろう。

そもそも不良らしい不良が令和にはほどんど絶滅している。

不良っぽいから嫌い…という間違った言葉で表現されているが、世の中に出回っているピアスの大半は上品なデザインで上品な大人の女性に似合う物だ。

大人を先取りしても別に荒れた雰囲気や不良感は出ない。

それにもう20歳になるアイドルの女の子にピアスが似合わないわけがない。

一粒ダイヤのシンプルな物から、韓国で流行ったスイング系の大振りデザイン、

日本で根強い人気の淡い系ファッションのアクセントになるゴールドまで何でも似合う。

厳密には骨格やら肌の色やらで似あう系統は分かれるがそれでも何を付けたとしてもアイドルなら似合わないことはない。

ポケモンバトルで水ポケモン相手に火ポケモンで挑むとしても

レベル上げてごり押しすれば勝てるみたいな感じで似合わない系統もアイドルするくらいの素地の良さがあれば押し通せる。

 

ピアスが嫌いなおじさんたちは…おそらく今60代のうちの両親に近い年齢層で、ピアスの種類が少なく、水商売の女性しか開けてなかった?ころのイメージで固まっていて、その後平成~令和で普通の女性を近くで見たことすらないのだろうな…と思ってしまった。

清純派ぶってピアスを開けるなんて!と怒っている人がいたが、あなたの思う清純派は

世間の清純派とは結構ズレているぞと突っ込まざるを得ない。ピアスくらい、今時男遊びしない真面目な子でもファッションとしてあける。

開ける時もそれほど痛くない。ぱちんと指ではじく程度の衝撃だから「痛い思いしてまでファッションを気にするなんて異常ヨ」みたいな物言いは的外れだ。大変気軽に楽しめるから浸透しているのだ。

そしてこの件、お金に余裕がないのに妻を専業主婦にさせたり、妻が着飾ることを嫌がる男性の心理が、この遠藤さくらピアス事件で発狂してるおぢと同じ精神性なんだろうと指摘している人がいて、ああなるほどなと自分も合点がいった。

 

彼等の求める女性像は究極的には”母”なのだろうと。

 

それものぶみ的で醜悪な、自己犠牲型昭和母。

自分が着飾る余裕があるのならその分を全て子と夫に投資すべき…なぜなら母というのは夫と子供に尽くすことで喜びを得るもので、それをしないのは失格…という価値観で、女性が女性自身に自己投資することを蛇蝎のごとく嫌う。

彼らからしたらピアスなんぞの”嗜好品”にうつつを抜かすのは強欲で我儘な女性だとうつるのかもしれない。

衣装は仕事で着せられているモノだからいくら華やかでも、イヤリングやヘアアクセサリーを付けていても気にしないが、ピアスは彼女らのプライベートの”おしゃれをする意思””自我”だから許せないのだろう。

とにかくアイドルに無自覚的にも母性を求めているから、女の部分を見るのは嫌なのだ。

酷い矛盾だ。アイドルにしっかり欲情しているのに

その半面ではそういう彼女たちに僕のママであることを求める。

自分好みの可愛い子に、自分という自信のない男を支え守り、いつも尽くしてくれて最優先にしてくれるママでいて欲しいから、自分が求めてないタイミングで女を出すなんて酷いことをしないで欲しいと。

自分勝手ここに極まれり…

息子はママと性行為しないっての。

なんだかアイドルの女の子たちが可哀想になってきた。もちろん彼女たちは舞台に立って表現することを生きがいとしているから、ファンがどうのこうのというのは二の次だろうと察するが、彼女たちが一生懸命練習した成果物を見るのがこんなおぢだなんて…気の毒になる。

 

アイドルは所詮偶像だ。彼女たちは夢を売っているから、童貞ピアス嫌いおぢ達はせっかく自分が金を出して買った夢が自分の気に入らない夢になったと怒って良いとも思っているのだろう。かなりマニアックで当人にしか分からないような夢を買って勝手に外れたって怒ってるのがタチ悪いけど、それはわからないでもない。でもやっぱりオタクは知るべきだ。

「この世に自分の思い通りになることなんてない」

多少お金を出したとしても、100%自分の思い通りになる夢なんて買えないのだ。

 

アイドルが思い通りにならないからと言って怒るオタクは当然キモイが

だからと言って俺は推しを全肯定できるぞと粋がるのもまあまあキモイ。

もちろんアイドルとしては全肯定してくれるファンの方がありがたいだろうから

アイドル本人に「うちのファンは良いファンだ」と思われたいのなら全肯定しておいた方が良いだろう。その方がお互いに幸せだ。

ただ実際のところ日本のアイドル産業の難しい部分だなとも思う。だって売り手が明らかに童貞ピアス嫌いおじのご機嫌を伺って、彼らの財布をしっかり狙っているから。

 

奇しくもここ最近女オタク界隈も、”推しの結婚”が続き騒がしくなっている。

北村諒、鈴木拡樹、黒羽麻璃央…

知らない人もいるだろうが彼等は主に2.5次元と呼ばれる、アニメ原作の舞台を中心に活動していた俳優で、さらに言うと.5の最盛期を支えた人間たちだ。

新鋭も育っているのかもしれないが、まだまだ彼らが主役級で登壇してくる。

そして奇しくもこの三人、全員30代の仕事と立場がある女性と結婚した。

男性オタクよりも一足早く「推しに良いファンって思われたい」から、推しの結婚はお祝いできます私たち!むしろ早く結婚してほしかった!!!!(?)となかば現実逃避気味に明るくよい子のお返事で祝福して見せたファンたちも三連続の結婚報告には流石に耐えられなかった。

 

舞台オタク女たちは舞台チケットを何公演も買って現地に足を運ぶ必要があるので必然的に多少はお財布に余裕がある20代半~30代半ばほどの、ピアス童貞おじ同様オタ活をするために生きている女を中心に構成されている。

舞台に行くために休みやすくて給料の低い事務やアルバイト、夜職を惰性でしている女も多く、自分自身に誇れるものはこれと言ってない。

もしこれが18歳とか20代前半の、匂わせをしたり流出するような意識が低くて配偶者の仕事のこともろくに考えられない女と結婚したのなら

「バカな女に引っかかって人気商売の基礎もわきまえず看板をドブに捨てた馬鹿な推しにさよなら」

なんて言って推しを叩くことで気持ちを晴らして、元ジャンルに盛大に砂をかけて他ジャンルに転生することも出来たのに

美人で、夢を叶えてて、ネットでは負け組のはずの30代なのにしっかりとイケメンの彼氏に求愛された”他人に惑わされずに自分の人生を生きている”女にはどうあがいても勝ち目がない。非の打ち所がない女性と結婚されてしまっては全く持って推しに失望する言い訳が出来ない。

自分は良い子でいたいから、キモいファンと思われたくないから「アラサーの男がお似合いの女と結婚する時は祝福をするべきだ」という一般常識に歯向かえない。

 

推しは基本的にオタクにとって自分が夢中になれる存在で、相手の都合関係なく愛をぶつけてもいい、お金を払うことでそれが許されている…とオタクの多くは考えている。

リアルな生活で誇れることが何もないけど、推しを応援したら推しに感謝されて

自分が推しを肯定しているように、推しも自分たちを肯定してくれている

居場所がない人間たちにそういう空間を作ってくれているはずだった。

リアコ勢の為にリップサービスで「俺モテないよ」と言う推し。「友達いない」「コミュ障」と、オタたちにとって自分と同じだーと親近感と安心感を持たせてくるアイドル達。何にもなくてもまだ若いし、みんなも同じようにオタ活してるし、推しも元気をくれるから何もかも順調ーー

と夢の中にいたオタたちに、NOを突き付けるのが結婚報告。

「舞台上の推しと客席の自分は当然ながら全く別人種で」

「美人で、しっかり自分の夢があって、同じ立ち位置で出会えて、支え合える中身のある人と結婚する」「そんな女性と男性が結婚する。からっぽのオタクの自分は推しよりもランクが低いからどれだけ憧れてもその層の男に愛されることはないと、女のレベルを見る事でより現実的に知ってしまう」「恋愛苦手なんて嘘ジャン」

 

今回の結婚ラッシュで一番刺さったのは「他人のキラキラを見て生きる人間じゃなくて、自分がキラキラできる人間になりたかった」という発言をしていたオタク女だ。

本当に…それなんだよな。

アイドル産業というのは結局のところ、自分自身で熱中できるものが何もなく、アイドルや俳優という存在に夢中になることで現実逃避をして生きる…社会生活ではじき出されてしまった亡者を引き寄せてしまうし、亡者をスポイルしてもうけている部分がある。

今回オタク女たちの多くは

北村諒結婚で「へー、まあスキャンダル多かったし?むしろ相手の女の子の方が好きだから泣かせんなよって感じ」と変に姉御ぶって

鈴木弘樹結婚で「鈴木弘樹って人間だったんだ?って思っちゃったw美形すぎて人間味がないよねー」と話を逸らして現実逃避し

黒羽麻璃央結婚で「…自分の推しもそのうち結婚しちゃうのかな、素直に祝えない人を肯定したいと思います」

とついに本音をもらしていた。その工程の全てが痛々しかった。

一部には「もっと夢を見せてくれると思ったのに、裏切られたからせめて不幸になってほしい」と願っている女もいた。これは本音だろう。今は昔、声優の宮野真守の結婚の際に響いた阿鼻叫喚が懐かしくなるような呪詛。

宮野騒動で女オタクキモい怖いと言われたことを気にして

以降じわじわと「私たち推しの結婚を喜べる行儀いいファンなの」「オタ活をしている私たちは充実してていい人生なのよ」キャンペーンをしていたのにあっけなく限界を迎えた感じがある。

次の誰かが結婚した時はどんな主張が王道として押し出されるのだろうか。

現実逃避をいよいよ潰されて、現実に置かれたオタクが何をするのか

自分もオタクだけど気になってしまう。